人生はたくさんの分かれ道があり、Aを選んだら100%正解で、Bならば間違いということは絶対にない
重松清
Career Storyとは、地域の中学生が「さまざまな仕事の人との出会い」を最大化させることを
目的として、中学校で実施されている職場体験をオンライン上で代替するプログラムです。
学生達を大人と繋ぎ、「職業選択のきっかけ・仕事内容・一日の仕事の流れ・やりがいなどの内容を含んだキャリアストーリー」を聞いて、対話する授業を行っています。
なぜ活動しているのか
職場体験には、生徒が直接働く人と接することにより、また、実際的な知識や技術・技能に触れることを通して、学ぶことの意義や働くことの意義を理解し、生きることの尊さを実感させることが求められています。
第1章 職場体験の基本的な考え方:文部科学省
また、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲などを培うことのできる教育活動として、重要な意味を持っています。
文部科学省の記載からもわかる通り、職場体験を行うことは生徒たちにとって重要な意義を持ちます。
しかし……
・「ある職業について興味があるけど、近くにその職業についている人がいない!」
・「職場体験をして得るものがなかった。」
・「希望していた職業体験場所ではなかった。」
・「将来に希望が見えない。」
・「仕事なんてつまらない。」
・「どういう職業があるのかもっと知りたい。」
地方の中学生たちからはこのような声が多く挙がっているのが現状です。
こうした声から、Career Storyは生まれました。
変化する時代、変化するキャリアと働き方。
学生のうちから自分の将来について考える重要性は更に増しています。
職場体験を生徒が目的意識を持ち取り組む、意味のあるものにしていきませんか。
私たちの持つ強み
生徒側
自分の個性や特性を知ったり夢や選択肢を増やせます
オンラインツールを利用し、生徒たちの希望に沿った様々な業種に就く大人と繋ぐため、生徒たちの将来の可能性を広げることができます。
学校側
職場体験活動実施上の検討課題を減らせます
私たちが職場体験のを代替し、プログラムをオンラインツールを用いて提供するため、職場体験を行うに当たって発生する検討課題(受け入れ事業所数の拡大、業種の多様化 etc…)の解決に貢献できます。
Career Story運営メンバー
運営はナナメの関係と呼ばれる大学生が行なっています。
前嶋香蓮(大学一年生)
モナッシュ大学
高校生に上がる前までは勝手に職業は限られているのではないかと考えていました。しかし、あらゆる大人と接していく上で自分の好きなことは職業にできたり、可能性は無限にある事に気づき、光が差し込むような希望が見えてきました。この将来への楽しみをぜひ学生達に教えたいと思い、キャリアストーリープロジェクトの運営メンバーになりました。
よろしくお願いします。
田川千尋(大学一年生)
幼い頃から「労働=生きていく為に私たちが負担しなければならないこと」と考え、大人になるのが怖いと思っていました。しかし、多くの社会人の方と接する中で、自分の興味とや目指す未来に向けて、希望をもって働いている人が沢山いることにを知り、自分の将来についても前向きに考えるようになりました。
学生の皆さんの将来がもっと楽しみになるような
機会を提供したいと思っています。
よろしくお願いします。